難易度の高い上級のピアノ曲を紹介

難易度の高いピアノ曲

【上級者編】 難易度の高いピアノ曲のポイント

難易度の高いピアノ曲 〜上級編〜
卓越したテクニックが必要とされる超絶技巧曲をチェック
難易度の高いピアノ曲 〜番外編〜
面白くて少し変わっているピアノの難曲を紹介

ピアノの学習者やピアニストにとって、「難易度の高いピアノ曲」を弾くことは大きな目標です。
難曲を完璧に弾けることはピアニストにとってステータスでもあるため、ピアニストはリサイタルのプログラムに難易度の高いピアノ曲を積極的に取り入れます。国際コンクール日本のコンクールにおいても、難曲を完璧に弾くことで審査員や聴衆にアピールすることが可能です。

ピアノ曲において“難しい”という定義は人それぞれ異なり、体格の違いや手の大きさにより、弾ける曲と弾けない曲の個人差は大きく、それはプロのピアニストであっても例外ではありません。また、技術的な難易度は高くないものの音楽的表現が難しいピアノ曲も数多く存在します。メカニカルな技術的なピアノ曲は得意でも、音楽的表現が苦手なピアニスト、もしくはその反対もあり得ます。

このページでは、多くのピアニストがその“技術(メカニカルな部分のテクニック)”における難易度の高さに苦労する「ピアノの難曲」をご紹介。指や手の動きが非常に複雑な難曲は、手の故障にも繋がりかねないため、挑戦する場合は無理をしないで練習することが大切です。初心者は、まず「はじめてのピアノ曲」や「ピアノ名曲」をチェックし、テクニックをつけてから上級に挑戦しましょう。

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ピアノを弾く誰もがいつかは弾いてみたいと憧れる上級のピアノ曲。しかし、難易度の高いピアノ曲は高度な技術が必要とされるため、その難しさに挫折を味わう人も少なくありません。特に、独学の場合は練習で行き詰まりを感じることが多いと言われていますが、これらの問題や悩みはレッスンを受講し、先生のサポートを受けることで解決することができます。

まず、難易度の高いピアノ曲を弾く場合は、高度な技術が必要であり、正しいテクニックや表現力を身に付けるためには、先生の的確な指導・アドバイスが必要です。初級者だけでなく、ある程度ピアノが弾ける中上級者の場合でも、経験豊富な先生のレッスンを受講することで、自分では考え得なかったアドバイスをもらうことができます。また、先生のアドバイスは自分の演奏を客観的な視点で見る時にも有効であり、自分自身が満足できる最高の演奏を目指すためにもレッスンを受講することは効果的と言えます。さらに、上達の早さとモチベーション維持に役立つ点も、レッスンの大きなメリットとして挙げられます。目標到達までの道のりが独学よりも近道であることはもちろん、練習に行き詰った時に先生のサポートが受けられる点は、学習者にとって何よりも心強いことです。

難しい上級のピアノ曲だからといって、弾くことを諦めることは全くありません。大人を中心に幅広い世代から人気を集めているピアノ教室「sheer music」では、現在無料体験レッスンを実施中。レッスンを上手く活用して、ピアノの難曲にチャレンジしてみましょう!

一度は弾いてみたい!憧れのピアノの名曲

リスト作曲「超絶技巧練習曲」(全12曲)

ハンガリーでピアニストとして活躍したF.リストが、弱冠15歳で作曲したピアノのための練習曲集。全12曲から構成されており、リスト自身が26歳と46歳の時に2度改訂。1度目の改訂版は難易度が高く、多くの有名ピアニストが「演奏不可能」としているが、2度目の改訂版は1度目の改訂版と比較すると難易度が下がっており、ピアニストがリサイタルやコンクールで演奏する場合は2度目の改訂版を使用することが圧倒的に多い。
技術的・音楽的に高度な演奏技術が必要とされるピアノ曲が揃い、細かいパッセージを弾くために柔軟な手首が必要である「鬼火」「雪あらし」、パワーあふれる体力が必要な「マゼッパ」「狩」が特に人気が高い。

リスト作曲「ラ・カンパネラ」(「パガニーニの主題による練習曲」より)

世界中で愛されているピアノの難曲。鐘の音色が曲全体に響き渡る美しい曲想とは裏腹に、激しい跳躍(最大で15度)や薬指と小指の細かいトリルなど、ピアニスト泣かせの難しい技巧がふんだんに盛り込まれている。曲としては小規模でありながら華やかな曲想が特徴で、リサイタルのアンコールや、コンクールに選曲する人が多い。

ラフマニノフ作曲「ピアノソナタ第2番」

ピアニストとして有数のヴィルテルオーソであったラフマニノフ。2メートルにも及ぶ身長と巨大な手の持ち、ロシア音楽の特徴のひとつであるダイナミックで重厚感のある音とロマンティックな情緒あふれる音楽が合わさった力強くも繊細なピアノ曲を多く作曲した。多くのピアノ曲において奏者に超絶技巧が要求され、女性では体力的に厳しいピアノ曲も多い。
「ピアノソナタ第2番」は初版と改訂版、そしてホロヴィッツ編曲版の3つがあり、改訂版を弾くピアニストがやや多いが、ピアニストの好みが分かれるピアノ曲である。ラフマニノフらしい壮大なスケールを持つ難曲で、ロシア正教の鐘の音を模した音型が曲全体を支配する。難易度の高いテクニックに加え、ある程度の手の大きさが奏者に求められる。

ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第3番」

メロディックな曲想が人気の第2番と比較すると知名度はやや低いものの、技術的・音楽的にピアニストにとって最難関として知られるピアノ協奏曲。約45分間という長大な時間の中、ピアニストに難易度の高い多くの技量が求められる1996年公開の映画『シャイン』でこの作品が取り上げられたことでも知られている。

バラキレフ作曲「イスラメイ」

ピアノ曲の歴史において最も難しく、演奏至難なピアノ曲として知られる。超絶技巧のピアニストとして活躍したバラキレフ自身も「自分の手に負えない」と言っていたと伝えられている。また、演奏が極めて困難であることから、多くの楽譜において「別案」が添えられている。ロシアの伝統音楽がふんだんに盛り込まれた華やかな曲想は多くのピアニストを魅了し、リサイタルのプログラムやコンクールで使用するピアニストも多い。

ラヴェル作曲「夜のガスパール」(全3曲)

オーケストラの魔術師ラヴェルの初期におけるピアノ曲の最高傑作。フランスの詩人ルイ・ベルトランの遺作詩集を題材に、ラヴェル自身がバラキレフの「イスラメイ」を超える最高難易度のピアノ曲を作曲しようとして挑んだピアノ曲。
技術的なテクニックはもちろん、感性や想像力などの高い音楽的知識が要求される。特に第3曲は急速な連打音や複雑な運指が要求されるパッセージが多用され、ピアニスト泣かせの難曲として知られる。しかしその難しさ以上にピアノ曲としての魅力が大きいため、リサイタルやコンクールで多くのピアニストが演奏する。

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プロコフィエフ作曲「トッカータop.11」

プロコフィエフ自身がピアノの限界に挑戦して作曲したピアノ曲。激しい重音や連打、跳躍、右手と左手の交差など、難易度の高いパッセージを多用、手への負担が大きい。無機的な曲想がピアノ曲の難しさを一層際立たせている。演奏効果が大きいため、ピアニストの演奏頻度が高い。

シューマン作曲「トッカータop.7」

ピアニストを目指していたシューマンが自身の演奏技術の向上のために作曲。ロマン派時代、最も難易度の高いピアノ曲として知られていた。難易度の高い演奏技術をふんだんに使用することで演奏効果を高めることに成功。鍵盤を縦横無尽に駆け巡るパフォーマンスも人気が高い。

ショパン作曲「練習曲」(全24曲)

ピアニストにとって重要なレパートリーとして、圧倒的な存在感を持つショパンの名曲。日本の音楽大学や海外の音楽大学の入試をはじめ、海外コンクールや国内コンクールの課題曲にもなる。難曲ではあるが、ピアニストになるためには避けては通れない道であり、弾きこなすためには難易度の高い技術を難しく感じさせないテクニックと、芸術的センスが要求される。一般的に有名なのは「別れの曲」「黒鍵」「革命」「木枯らし」など。

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難易度の高いピアノ曲〜〜番外編

サティ作曲「ヴェクサシオン」

「嫌がらせ」というタイトルが付けられたピアノ曲。
「同じモチーフを840回繰り返す」という指示があり、奏者は1分程度の曲を840回繰り返して演奏しなければならず、演奏には14時間〜18時間必要。複数のピアニストがひとり1時間交代で演奏する場合が多い。

ケージ作曲「4'33''」

「無音」音楽で有名なピアノ曲
楽譜には【第1楽章-休み-第2楽章-休み-第3楽章-休み】のみ記されている。奏者は舞台に出場してから楽器と共に過ごし、楽章の区切りを示すこと以外は何もしないで4分33秒後に退場。特殊な曲ではあるが、ピアニストによりリサイタルでたびたび取り上げられることがある。

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