千住明が復興支援のコンサートを開催。震災を生き延びた「奇跡のピアノ」の音色は?

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千住明、震災を生き延びた「奇跡のピアノ」でコンサート

日本橋タカシマヤ東日本大震災の復興支援コンサート&追悼セレモニー「明日へのエール」画像大河ドラマ「風林火山」のドラマ音楽や、ピアノ協奏曲「宿命」で知られる作曲家の千住明氏は、3月11日、東京・日本橋高島屋で東日本大震災の復興支援コンサート&追悼セレモニー「明日へのエール」を行いました。

演奏には、震災を生き延びた「奇跡のピアノ」が使われ、千住氏は、日曜美術館や風林火山のテーマ音楽など代表曲7曲を披露。「3年間の色んな人の魂を聞いているような、やわらかな音」と、奇跡のピアノの弾き心地を語りました。

奇跡のピアノは、福島県いわき市の豊間中学校の卒業式で演奏されたあと津波被害に遭ったグランドピアノです。震災後、泥まみれの状態で発見され、同市内在住のピアノ調律師・遠藤洋氏による懸命な修復作業の結果、元通りの美しい音色を届けられるようになりました。

今回の千住氏によるコンサート以前にも、震災の翌年である2012年、翌々年の2013年の復興支援コンサートで活躍しており、東北復興のシンボルとして、いまだ震災の傷跡を深く残す東北地方はもちろん、あの日を経験した日本のすべての人々へ、再生への希望と願いを届けてきました。

奇跡のピアノの例からもわかる通り、ピアノは調律することで何度でも蘇ることができる非常に寿命の長い楽器です。中古のピアノであっても、きちんとメンテナンスを受けていれば新品とほとんど変わらず、美しい音を出すことができます。

家に眠っているピアノがある方は、震災から蘇った「奇跡のピアノ」のように、自分の家のピアノを調律し、再び弾いてみてはいかがでしょう。
また、これからピアノを買おうとしている方も、新品より少し割安な中古のピアノにも目を向けて、そのピアノの歴史に思いをはせつつ、自分に合った一台を探してみるのも良いかもしれません。

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