映画音楽で聴くピアノの名曲とピアニスト

映画で聴くピアノ

映画で聴くピアノとクラシック音楽

ピアノやピアニストが題材になった映画は数多く存在し、「ピアニストの生き方」や「音楽家の人生」を描くクラシック音楽の映画は、数々の賞を受賞した名作が揃っています。
最大の魅力は、映画音楽として使用されているピアノやクラシックの名曲を映像と共に楽しめる点。「ピアノレッスン」ではピアニストやクラシック音楽などピアノを題材にした映画をご紹介。DVDやサウンドトラックで映画音楽をチェックしながら、映画の世界を楽しみましょう。

海の上のピアニスト(1998年)

制作:イタリア/監督:G.トルナーレ/出演:T.ロス
大西洋を往復する豪華客船で生み捨てられ生涯船を降りることのなかった天才ピアニストの一生を描いた映画。ジャズピアニストとの対決や、シケで揺れる船の大広間でピアノごと移動しながら演奏するシーンなど、伝説的な名場面が繰り広げられる。監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」で世界的名声を得たジュゼッペ・トルナーレ。さらに映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽が感動の物語をいっそう引き立てる。ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞の他、数多くの賞を受賞。

映画音楽の巨匠!エンニオ・モリコーネとは?

1928年ローマ生まれの作曲家。映画音楽の巨匠と呼ばれ数々の賞を受賞。『ニュー・シネマ・パラダイス』や『荒野の用心棒』、『オペラ座の怪人』など数々のヒット映画の音楽を手がける。日本においては2003年にNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』で音楽を提供、現在も作曲家・編曲家・指揮者として現役で活躍している。モリコーネ自身が指揮を務め、"天才チェリスト"ヨーヨー・マがモリコーネの珠玉の映画音楽を奏でる「ヨーヨー・マ プレイズ・モリコーネ」は、クラシック音楽ファン必聴の名盤。

戦場のピアニスト(2002年)

制作:ドイツ・ポーランド他/監督:R.ポランスキー/出演:A.ブロディ
第二次世界大戦におけるナチス・ドイツのポーランド侵攻後、ワルシャワで生き抜いたユダヤ系ポーランド人のピアニストW.シュピルマンの自伝をもとに制作した映画。ナチスの残虐な侵略をリアルに表現しながら、シュピルマンのピアニストとしての生き方を印象的に描く。ポーランドの大作曲家ショパンのピアノ曲「夜想曲 遺作 嬰ハ短調」が映画音楽として作品全体に使用されており、感動のクライマックスで演奏された「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」をふくめ日本においてショパンの作品が一般的に知られるきっかけとなった。映画音楽として使用されたショパンの名曲サウンドトラックでチェックしておこう。カンヌ国際映画祭最優秀作品賞をはじめ、米アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀主演男優賞など多数受賞した。

4分間のピアニスト(2007年)

制作:ドイツ/監督:C.クラウス
出演:M.ブライプトロイ、H.ヘルツシュプルング
殺人罪の判決を受け獄中で過ごす21歳の天才ピアニストと、80歳のピアノ教師の交流を描いた映画。主演のハンナー・ヘルツシュプルングは1,200人の応募者の中からオーディションで選ばれ、この映画で初めてピアノを弾いた未経験者であるにもかかわらず、圧倒的な演技で高い評価を得た。ラスト4分間のピアノの演奏シーンは観るものを圧倒させる。映画を彩るピアノの名曲はサウンドトラックでチェック。

シャイン(1996年)

制作:オーストラリア/監督:S.ヒックス/出演:G.ラッシュ
ピアノの天才少年と呼ばれ、厳しい教育とコンクールで精神を病みながらもハンディキャップを乗り越えピアニストとして成功した、実在のピアニストD.ヘルフゴッドの半生を描いた映画。コンクールでの演奏シーンが印象的なラフマニノフの「ピアノ協奏曲 第3番」をはじめ、映画音楽として使用されたピアノの演奏はヘルフゴッド自身が担当。アカデミー賞主演男優賞はじめ数多くの映画賞を受賞した感動の名作。

アマデウス(1984年)

制作:アメリカ/監督:M.フォアマン/出演:F.M.エイブラハム、T.ハルス
天才音楽家W.A.モーツァルトと宮廷音楽家A.サリエリふたりの対決を通してモーツァルトの謎に満ちた生涯を描いた映画。ストーリーはブロードウェイの人気舞台「アマデウス」の脚本家が自ら映画のために書き直したもの。舞台の華やかさをそのまま映画で楽しめるよう、一流のキャストを採用し、音楽監督・指揮は現役指揮者のN.マリナーが抜擢された。また、映画音楽として使用されているモーツァルトの音楽は、ストーリーを一段と華やかにひきたてている。アカデミー賞において作品賞・監督賞をはじめ8部門を受賞。モーツァルトの傑作を、N.マリナー指揮で聴くサウンドトラックも要チェック

Ray(2004年)

制作:アメリカ/監督:T.ハックフォード/出演:J.フォックス
ソウル・ミュージックの巨匠、盲目の天才と呼ばれたレイ・チャールズの人生を描いた伝記映画。アメリカで育ったレイ・チャールズは、7歳の時に緑内障で視力を失うものの17歳でその才能を認められ、バンド活動を開始。ミュージシャンとしての道が一気に開けたが、麻薬を覚えヘロイン浸りの人生を送りながら、複数の愛人関係を持つなど、波乱万丈の人生が描き出されている。3歳からピアノを始めた主演のジェイミー・フォックスは、実際にレイ・チャールズと共にピアノを弾いて主役に抜擢され、アカデミー賞において主演男優賞を受賞した。ストーリーと音楽の両面において傑作といわれる映画。レイ・チャールズの迫力の熱演はサウンドトラック「スーパー・ベスト」でチェック。

愛情物語(1956年)

アメリカ/監督:G.シドニー/出演:T.パワー、K.ノヴァク
1930〜1940年代に活躍し全米を風靡した実在のピアニスト、エディ・デューチンの生涯を描いた映画。映画音楽として使用されているピアノの演奏は、名ピアニストのカルメン・キャヴァレロが担当し、ストーリーに調和しながらさらに映画を盛り上げるリズム感と旋律が映画の感動をさらに引き立てる。ショパンの夜想曲をアレンジした主題曲の「トゥ・ラヴ・アゲイン」が大ヒットしたことでも有名になった。

真夜中のピアニスト(2005年)

制作:フランス/監督:J.オーディアール
出演:R.デュリス、N.アレストリュプ
裏社会に生きながらピアニストを志す青年を描いた、米映画『マッド・フィンガーズ』のリメイク映画。今作ではパリを舞台に、孤独な若者がピアノを通じて大人へと成長していく様子を、映像と音楽で繊細かつ大胆に描いている。ベルリン映画祭において金熊賞にノミネートされ、銀熊賞(音楽賞)を受賞。

ラストコンサート(1976年)

制作:イタリア/監督:L.コッツィ/出演:R.ジョンソン、P.ヴィロレージ
不治の病に冒され残された日々を過ごす少女が、往年の名ピアニストの再起に賭ける姿を描いた映画。親子ほどの年齢差を越えた二人の交流を、美しい音楽とともに感動的に描いたラブ・ストーリー。セリフ入りのメインテーマや映画音楽として使用された名曲は、「ラストコンサート オリジナル・サウンドトラック 完全盤」で聴くことができる。

クララ・シューマン 愛の協奏曲(2009年)

制作:ドイツ他/監督:H.S.ブラームス/出演:M.ゲデック、P.グレゴリー他
偉大な音楽家R.シューマンとJ.ブラームスのふたりに深く関わり、音楽家・ピアニストとして豊かな才能を持ち合わせた女性、クララ・シューマンの人生を綴った映画。天才音楽家ふたりの間で揺れるクララを大胆に描いた監督は、ブラームス家の末裔のH.S.ブラームス。シューマンの「交響曲 第3番」やブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」など、クラシック音楽ファンであればおなじみの楽曲がストーリーを一層盛りたてる。映画音楽として使用されたクラシック音楽はサウンドトラックでチェックしておこう。

ピアニスト(2001年)

制作:ドイツ他/監督:H.S.ブラームス/出演:M.ゲデック、P.グレゴリー他
ウィーン国立音楽院のピアノ教授の中年女性が、演奏会で出会った青年の一途な思いに戸惑い苦悩する心の内を繊細かつ大胆に描いた映画。特殊な性的嗜好を持つ主人公エリカの秘密が、ストーリーの進行とともに明らかになるラブストーリー。2001年のカンヌ国際映画祭グランプリ、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞の三冠を達成。

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ピアノ・レッスン(1993年)

制作:フランス他/監督:J.カンピオン/出演:H.ハンター、H.カイテル
19世紀半ばのニュージーランドを舞台に、ピアノの音色を言葉代わりに使う女性と、2人の男性が1台のピアノを通じて展開する三角関係を描いた映画。イギリスの作曲家M.ナイマンによる映画音楽が注目を集め、サウンドトラックは全世界で300万枚以上を売り上げた。カンヌ国際映画祭においてグランプリを受賞し、アカデミー賞では脚本賞・主演女優賞などの3部門を受賞。

不滅の恋(1994年)

制作:イギリス・アメリカ/監督:B.ローズ/出演:G.オールドマン、J.クラッベ
生涯独身で過ごした大音楽家ベートーヴェンの遺書に書かれていた"不滅の恋人"の謎に迫るミステリー・ロマン映画。現役最高の指揮者ショルティが音楽監督を務め、ロンドン交響楽団やヨー・ヨー・マ、エマニュエル・アックス、マレイ・ペライアといった一流の演奏家によるピアノやクラシック音楽が映画をさらに盛り上げる。ミステリー要素を多く含ませながらベートーヴェンの生涯を回想するため、クラシック音楽を知らない人でも楽しめる点が特徴。

ラプソディー(1954年)

制作:アメリカ/監督:C.ヴィダー/出演:E.テイラー、V.ガスマン
主役を演じる22歳のエリザベス・テイラーを中心に展開するメロドラマ映画。チャイコフスキー作曲「バイオリン協奏曲」ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」など、映画音楽として使用されるクラシック音楽の名曲がラブストーリーの展開をさらにドラマチックに盛りたてる。

映画音楽を聴く
映画の名場面が音でよみがえる映画音楽。ここでは、映画ファンとクラシック音楽ファンにおくる映画音楽のCDをご紹介。映画に使われたクラシックやピアノの名曲を一流演奏家やピアニストの演奏で楽しみましょう。

シネマ・クラシック・ベスト101

アメリカ映画ヨーロッパ映画日本映画で使用されたクラシックの名曲101曲を網羅した6枚組み。『ベニスに死す』や『眺めのいい部屋』などの過去の名作をはじめ、『戦場のピアニスト』や『アメリ』『4分間のピアニスト』などの話題作も豊富に収録。演奏者は、名指揮者シャルル・デュトワをはじめ、ピアニストにはV.アシュケナージやS.リヒテルなど多彩な顔ぶれ。

ベスト・シネマ・クラシック100

「超大作」「名作映画」「話題の映画」「映画の中のピアノ」「映画の中のオペラ」「映画の中のバロック」の6つのカテゴリーに分けられた6枚組み。『ハリーポッター』や『スター・ウォーズ』『E.T.』『007』などの映画の名作を網羅。女流ピアニストのM.アルゲリッチと名指揮者シャルルデュトワのピアノ協奏曲など、名演奏家による演奏が楽しめる。

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